ピラミッドと日本の技術!日本のピラミッドは写真映えの場所がたくさん!

2023年10月27日

エジプトのピラミッドは知らない人がいないくらい有名です。ピラミッドは王の墓と言われたり、壮大な権力を示す公共事業だったと言われたり、天文学に通じる遺跡と言われたり、信仰のための建造物と言われたり、まだその全容が解明されたわけではないところも魅力がいっぱいです。

今回は、エジプトのピラミッドの不思議と日本でみられるピラミッドポイントについてまとめました。日本のピラミッドポイントは写真映えのポイントがたくさんです。

ピラミッドに関するの謎と日本の技術

エジプト文明といえば、中学の歴史で四大文明と習った一つであり、古代ロマンにあふれています。エジプトの発掘調査に日本の技術も大きく活躍していることをご存じですか?

第2太陽の船と日本の技術!

エジプト考古学者の吉村作治さんは、衛星写真分析や電磁波探査レーダーを利用して「第2の太陽の船」の発見につなげました。それまでに発見されていた「第1の太陽の船」がピラミッドから見て東に寄っていたことから、「一対を大切にしたエジプト文明の考えから、対となる場所に第2の太陽の船がある!」と予想し、電磁波探査レーダーなどの日本の科学技術を使い発見に至りました。

推理する力と科学技術が見事に成果にむずびつき一大発見となりました。1987年に調査が開始され、発掘の許可や船の回収方法検討などで長い年月がかかり2013年にやっと取り出し作業が始まったのです。現在は復元作業中となっています。

第1太陽の船は、1954年に発見後に修復され展示されていましたが、2021年に新博物館へお引越しをしました。その時の画像です。いつか日本も協力した第2太陽の船が展示されることになったら、見に行きたいものです。

画像:専用の台車をつかて新博物館へ運ばれる「第1太陽の船」=エジプト政府提供

日本の物理学者が素粒子を使ってプラミッドで大発見!

2023年、クフ王のプラミッドで未知なる大空間が発見されたとニュースになりました。その研究は、考古学者だけではなく物理学者が大活躍をした発見でした。

かつては、ダイナマイトなどで石を破壊して内部調査を進めるしか手がなかったものが、最新の「ミューロン」とよばれる素粒子を使って非破壊で内部を調査できるようになったのです。技術ってすごいですね!今後ますます調査が進むのが楽しみな発見です!

ピラミッドの3D体験をしてみよう!

ハーバード大学のプロジェクトの一環で、ピラミッド内部を3D体験できるサイトがありました。
https://giza.mused.org/en/guided/266/inside-the-great-pyramid
ぜひ、ピラミッド内部を体験してみませんか?

日本でピラミッドを探そう!

日本のピラミッド1つめのご紹介は、島根県にある仁摩サンドミュージアムです!

ガラス張りの大小6つのピラミッドがある博物館です。その内容は、「砂!」最も大きなピラミッドの中には、1年をかけて1tの砂を落とす「世界最大の砂時計」があり、一見の価値があります。

毎年大晦日には、この世界最大の砂時計を半回転させて新たな1年をスタートする「時の祭典」とよばれるイベントが行われています。夜には灯で光輝くピラミッドになる「仁摩サンドミュージアム」に出かけてみませんか。

日本のピラミッド2つめのご紹介は、北海道の北西の丘展望公園です。

北海道の美瑛町にある北西の丘展望公園です。ピラミッドは展望台になっていて、北海道の大自然を一望できる人気スポットとなっています。特に、夏にはラベンダーが咲き誇り、大雪山連峰も眺めることができる絶景スポットです。ピラミッドと北海道の大自然を身に出かけてみませんか?

日本のピラミッド3つ目のご紹介は、岐阜県の博石館です!

岐阜県にある民営のストーンミュージアム(博石館)には、エジプトクフ王のピラミッドが 1/10サイズで再現されています。内部は、何と「地下迷路になって楽しめるようになっています。」迷路探検の他、宝石探しや鉱山体験など楽しめる体験が用意されています。

世界のめずらしい鉱石や、広島や長崎の被爆石、エベレストの石など興味深い石の展示も見どころです。

日本のピラミッドも写真映えバッチリです!

日本のピラミッド3か所をご紹介しましたが、どこも写真映えがばっちりです。新緑の季節、ラベンダーの季節などそのポイントに合わせてた季節を探して、ぜひお出かけくださいね。